〜犬の『しつけ』について〜

query_builder 2024/08/20
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〜犬の『しつけ』について〜

こんにちは😊ドッグトレーナーの福島です。

今回は『犬のしつけについて』のお話。
このテの話題は昔から賛否両論あり、結構デリケートな話題なんですが…😅

まず、『犬にしつけは必要か?』

そもそも私は『躾(しつけ)』という言葉が嫌いです。
しつけって、『○○をさせる』『○○を辞めさせる』 ……
人→犬への一方通行な感じがしませんか❓
ですので、しつけは要らないけど
『意思疎通(コミュニケーション)を取れる事は必要』
だと考えています。

あと、
『ウチのコはこのやり方で治った』とか
『何度も言い聞かせたら分かる』とか
『やっぱり叱るなどの罰は必要』
『このコはワガママ、頑固だから』
などの意見もまだ多く見受けられます。

行動はどうやって作られるのか❓

良い行動も良くない行動も全て、『環境』と『学習』で増えたり(維持されたり)減ったりします(←学習理論)。

裏を返せば、辞めさせたい行動があれば、
①その行動をする直前の環境
②その行動をした後の(犬に)もたらされるメリット・デメリット

↑この2点に注目して改善策を考えてあげる事が大切です。
しかし、①②をまるっぽ無視すると、上記の様な発言に至ってしまいます💦
(行動が治る訳がない)

私のいるドッグトレーナー業界でも未だに罰を使ったトレーニングを行っているトレーナーも居て、ネットを開けば褒めなさいと180度真逆のやり方が書かれていて、飼い主さんは一体どのやり方が正解なのか❓❓😵‍💫❓❓迷っていらっしゃる方が沢山いらっしゃいます😔💧

犬のトレーニングに1番大切な事は

"治すまでの早さでは無く治すまでの過程"

です❗️
『どんなやり方でも良いから早く結果を出す』事が上手なトレーナーではありません🙅‍♀️

『犬の負担を最小限にしながら結果まで辿り着ける』事が上手なトレーナーです。

コレは、どのトレーナーを選ぶか考えている全ての飼い主さんに本当に伝えたい事です✨

『どのやり方がウチのコに合っているか?』
では無いんです。
個体差や気質の差など無く、どのコも同じやり方で改善する方法が『行動分析学』なのです。

して欲しくない行動をただ辞めさせる事だけ考えずに、して欲しくない行動をして欲しい違う行動に変換する事。

『しつけ』を考えないで『犬らしく』を考えていきましょう😊
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CONOCER PERROS

住所:兵庫県神戸市中央区港島中町3丁目2

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