<犬の問題行動の改善に向けて>

query_builder 2024/11/23
<犬の問題行動の改善に向けて>

こんばんは✨ドッグトレーナーの福島です😊
今日は問題行動になるまでのバックグラウンドのお話。

家具やソファを破壊する、吠える、興奮して落ち着きがない…

それぞれのご家庭にそれぞれ色んな問題行動があるかと思います😣

そんな時、その問題行動だけに焦点がいってしまいがちですが実はバックグラウンドがとても重要なんです。

少し難しい話になりますが、ワンコの脳内には扁桃体(へんとうたい)と言う場所があります。
神経細胞の集まりで情動・感情の処理(好悪、快不快を起こす)、直観力、恐怖、記憶形成、痛み、ストレス反応、特に不安や緊張、恐怖反応においてとても重要な役割を担っています。

痛みやストレス状態になると扁桃体が興奮します。
前頭前野は扁桃体の興奮を鎮めますが、痛みストレスが継続的に起こる場合は扁桃体が興奮しっぱなしになり、痛みが増幅され血圧上昇や不眠になります。
下垂体からオキシトシンを分泌させることにより扁桃体の興奮を鎮静化します。

『幸せホルモン』『ストレスホルモン』って聞いた事ありますか?

幸せホルモンはセロトニン、オキシトシンなど
ストレスホルモンはノルアドレナリン、コルチゾールなど

これらのホルモン作用によって心身はバランスをとっています。

問題行動を根本的に治すにはトレーニングによる行動修正も大切ですが、まず日常生活である程度ストレスを緩和してあげる事がとても重要です😌

ストレスホルモンは扁桃体の細胞を破壊します💥
ストレスがかかり続けると扁桃体が萎縮し、鬱、不安障害、PTSD等を発症します。
(人もワンコも同じです)

ストレスを軽減するには『幸せホルモン』を出す事です。

幸せホルモンを出すには
*日光を15分以上浴びる
*歩行・咀嚼などのリズム運動をする

そう、お散歩はとても大切なんです✨

大切なのはお散歩と運動は違うという事。
ワンプロをしたり走り回る激しい運動はかえってストレスホルモンが分泌されます💨
『適度な運動(数分)』と『日光を浴びてしっかりお散歩(朝晩各30〜60分)』が心身のバランスを保つには大切です😌💕
(カミカミ出来るオモチャや知育玩具等も有効です✨)

優秀なトレーナーに預ける前に一度ワンコのストレスに目を向けてあげて下さい😌
どれだけ優秀なトレーナーでも日常生活下でストレスだらけのワンコの行動変容はできません。

犬も人も共に"Happy Dog Life"を😌💕
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CONOCER PERROS

住所:兵庫県神戸市中央区港島中町3丁目2

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